ACCS専務理事・事務局長インタビュー
毎日新聞【情報モラル:許諾を取ろう 久保田裕さんに著作権を聞く】
ACCSの専務理事兼事務局長のインタビュー.随分と尊大なことを言っているんじゃないですかね(^^;).彼のような立場にある人間が,著作物の「フェアユース」も商業利用も十把一絡げで考えているようでは困るのですが,当人はそう考えてないようで.
問題は著作権者に許諾を得ようとすると手ひどく拒絶したり,JASRACのように法外な売値を突きつけたりするケースが後を絶たないことの方だと思うんですよねえ.「店をやる以上もうからなくてもガス・電気・水道代は払うし、払えなければ止められる。著作権料も同じ必要経費のはずです。」(2004年10月17日付朝日新聞の記事に拠る)とJASRACは主張しますが,それなら毎月の使用料をガス・電気・水道代並みに引き下げるべきで,「月5万2380円」というのはいささか法外な料金設定に見えますが.「音楽は高額所得者だけのモノ」だというならともかく,JASRACがやっていることは,法外な料金請求を盾に名も無き庶民と名も無き音楽との出会いの場を葬り去ろうとしているとしか思えませんね.
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