メモ
読売新聞【県立施設 330か所、民間委託へ 図書館や博物館も検討】
Liblog JAPANから.読売のURL見るとすぐに読めなくなりそう(^^;).
と言うわけで,2004年9月25日付読売新聞web地域情報とニュース/埼玉掲載の記事を以下↓に貼付.
県立施設 330か所、民間委託へ
図書館や博物館も検討
県営住宅などの県立施設のうち三百三十か所前後について、民間業者などに運営を任せる指定管理者制度が二〇〇六年四月をめどに導入されることが二十四日、明らかになった。九割近くが県営住宅だが、県は「県立病院など民間委託がなじまない施設以外は、聖域を設けない」(県改革政策局)として、図書館や美術館、博物館、生涯教育施設なども対象とする方向で検討を進めている。
県立施設は六百十五か所あるが、県立高校など二百十三か所は県営とすることが法律で定められており、残る四百二か所のうち約八割を制度の対象とする。外郭団体の県勤労者福祉事業財団が今年度中に廃止されるのに伴い、財団が運営している労働会館(さいたま市浦和区)は先行して来年四月から民間業者に委託できるよう、九月定例県議会に提案したが、残りの施設については来年二月の定例県議会に関連条例の改正案を提案する方針だ。
県営住宅の場合、管理・運営がすでに県住宅供給公社に委託されており、制度が適用されれば民間の住宅管理会社とコストを競うことになる。焦点は、図書館など県が直接運営している文教施設の扱いだ。司書や学芸員など専門的な職員は配置転換が難しいこともあり、こうした施設を制度の対象とすることに異論が出る可能性もある。
【指定管理者制度】 昨年九月の地方自治法改正で、自治体の指定を受けた業者が公的施設を管理できるよう設けられた。行政コストの削減とサービスの向上が目的。
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