「みんなの図書館」9月号
今日の購入本にちとのめっているので,「図書館界」56巻3号の特集に関する話(こことここ)の続きは本日お休みm(_ _)m
で,「みんなの図書館」2004年9月号(No.330)の特集は〈著作権法と図書館サービス〉.巻頭を「著作権法の最近の改正と著作権をめぐる動き」(南亮一)が飾っています.20ページを越えますがわかりやすく,かつ手厳しい(^^;)内容です.図書館業界関係者は特に「(四)報告書公表から法改正までの動向と図書館団体の取組み」を是非読んでください.必ず得るところがあります.残念ながら図問研も,ここで南さんが指摘していることがそのまま当てはまると,運動体への影響力の無い(実体験です)傍流・異端の一個人会員は思いますが,影響力を行使出来るはずの古参・主流派諸氏は昨今の著作権法を巡る状況について如何お考えですか.
同じ特集で清田義昭氏(「出版業界と貸与権問題」)が述べているように,「ほんとうは貸与権議論を出版者,利用者を含めてもっとする必要があった」(p34)はずなのですが,残念ながらG.C.W.氏は図書館業界の党派を越えて広く業界に働きかけるだけの言説力を,このサイトで示すことが出来ませんでした.
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