今日のBGM
マーラー/交響曲第2番ハ短調@クラウス・テンシュテット/ロンドン・フィルハーモニック(EMI@CCCDじゃない)
バラバラな方向を向いている先行楽章を,フィナーレで強引にまとめあげて交響曲の態をなさしめた作品だが,大仕掛けな内容がウケるのか,割とよく演奏されているんじゃないかな.マーラーの生前でも,第8番以前では最も世俗的に成功した作品だった.パリでマーラー自身が指揮したとき,ドビュッシー,デュカス,ピエルネが第2楽章の途中で席を立ったという逸話もある.
「今日のBGM」カテゴリの記事
- 「わかりやすさ」とは(2010.07.06)
- 玲瓏な(2010.07.04)
- アマデウスの影(2010.06.30)
- 心を音に載せるテクニック・・・・・・(2010.06.29)
- インテルメッツォ(2010.06.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント