「広域貸し出し」は新しいサービス?
よくわからない(^^;).これって,わざわざ予算を付け,マスコミにニュースリリースするほどの事業ネタですか? そもそも,この記事で使われている「広域貸し出し」って言葉がどのようなサービスを指しているのかいまひとつピンと来ない.この記事で言われている程度のことは,程度の差こそあれ何処の公共図書館でもやっている相互貸借の範疇じゃないかと思うのだが.それとも,公共図書館の無い市区町村の住民に対して,他地域の公共図書館が蔵書を貸し出すサービスを「広域貸し出し」って言うことになったのかな.
それにしても,わざわざ「広域貸し出し」という言葉を創出して国が事業費出して大々的に展開させるような性格のモノじゃ無いですよねえ.それよりも,公共図書館の無い市区町村が公共図書館を創ることに予算を振り向けることが先だと思います.
「広域貸し出し」などとお上に大上段に振りかぶられると,横を向きたくなりますね(^^;).
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コメント
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とりあえず、私の県では「?」としか
思っていない図書館員が多いです。
県自体も導入しない旨きちんと説明が
つくように(議会対策、ということです)
検討中です。
細かくは色々あるのですが、
その辺はまた。
(違う立場の方のコメントも見たい気が・・・。)
投稿: 仙人 | 2004/09/07 23:36