パブリックコメントを送ろう
謎工さんが,次の著作権法改正に関するパブリックコメント募集に向けてポータルサイトと掲示板を作成してくれました.精力的な行動に頭が下がります.
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謎工さんが,次の著作権法改正に関するパブリックコメント募集に向けてポータルサイトと掲示板を作成してくれました.精力的な行動に頭が下がります.
この一見感動的な話,長嶋茂雄自身がどれだけ意識していたかは知らないけど,要はドラゴンズと中日新聞社に対する読売新聞社(渡辺恒雄主筆)の嫌がらせでしょう.昨日は雨で試合が中止にならなければ,神宮球場のスワローズ戦でドラゴンズ優勝決定の可能性があったわけだ.それを見越して,長嶋を動員して「ドラゴンズ優勝」からスポーツ紙(中日系除く)の1面を奪おうという,読売の姑息なやり口ね.
CNET Japan Blog - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:アマチュア革命がもたらす世界
例えば〈図書館問題研究会の任務と課題 2004年度〉このような発想で,図書館司書は「プロフェッショナル的人生の新しいあり方を、意識的に模索しなければならない」状況に対応できるのかどうか,たまには考えてみるのもいいでしょう.
SMEのプレスリリース【ネットワーク認証型コピーコントロールCD“レーベルゲートCD”仕様の終了について】
Music Watchdogsから.結局CCCDは,ホントに自分で自分の首を締めるだけの結果に終わっちゃったってことですね.これまでCCCDで出したものは,早急にCD-DAで復刻すべし>>レコード各社.
ただただ「権利」のみを強化し,法制化しようとしている人々には,『春秋左氏伝』昭公6年条「鄭の人,刑法を鋳込んだ鼎を作る」話が戒めとなることを期待します.
公私共に今年は出産ラッシュ(^^;).関係者には,心からのお祝いを贈りたい.
仕事.出かける直前に雨が降り出し,勤務先に辿り着いた頃には土砂降り.気圧の変化があったからか,肩凝りが酷くなる.雨はじきに上がったけど1日調子が出ず,せこせこと目録採り.
シューベルト/交響曲(第4番)ハ短調@カール・ベーム/ベルリン・フィルハーモニーカー(DG)
これも「立派な」シューベルト解釈の演奏.曲がモーツァルトの大ト短調あたりを多分に意識して作曲されたと思しき〈悲劇的〉でもあり,この場合はそれほどの違和感は感じない.ベームという指揮者,このあたりの匙加減は一筋縄ではいかない.
別件をぐぐっているときに見つけたサイト.「21世紀の司書養成」という謳い文句には惹かれるものが(^^;).
本学は、図書館司書課程を、卒業のためのカリキュラムの外側についている付録のようには考えていません。その証拠に、資格取得には必要のない、しかし司書を本当に目指す学生にはぜひ学んでもらいたい、そして一緒に考えていきたい内容を盛り込んだ少人数の「専門ゼミ」を開講しています
すごいな,と思い担当者を確認してみようとしたら,表紙にある教員紹介のページが開かなかった.ちょっと残念.
こちらの件について.
melma!blog [The Trembling of a Leaf] 誰が何の為に、混乱させるのか
benli: 私立大学は来年1月からみんな犯罪者(これも吉川さんのおかげ)
はてなダイアリー - Copy & Copyright Diary 「非営利・無料」の「演奏」と「非営利・無料」の「貸与」
OTO-NETA: 最高裁がダンス教室でのCD利用は著作権侵害と判断
お気楽に考えていた我が身を反省.ことは私立大学図書館(G.C.W.氏の勤務先)にまで及ぶのであった.
ちょっと前に某MLでご紹介をいただいておきながら,ここに掲載するタイミングを逸していたました(^^;).図書館は利用者の要求に応えて本を貸すんだ,と声高に述べる論者に限って,利用者が理解しにくい,難しい術語を駆使したがる傾向がこの業界にはありますから(^^;).利用者の要求に応じて,わかりにくい,あるいは世間で受け入れにくい術語(専門用語)はわかりやすい言葉(日常の語彙)に置き換えて説明,案内できなくっちゃね.
以前,この件に触れたエントリーはこちら.
garugonさんのエントリーを読んで,ああそうか「顧客」ってのは本来,経済学方面の用語なんだな,と.G.C.W.氏は「[商売などの]お得意(の客)」(『三省堂国語辞典』)の[ ]部分を考慮せずに使用していたわけで,粗雑な術語の使用法をちょっと反省.
とは言うものの,「利用者」は自分の文章ではやっぱり使いたくないし,さてどうしたものか.取り敢えず話し言葉では「お客」でしのぎますが,そのうち書き言葉用に新しい術語を探してきましょう.
仕事.と言っても勤務先の体育祭で閉館.綱引きに駆り出される(-_-;).準備運動もしないで綱を引いたものだから,終わってからしばらく右肩が上がらなかったっす(sigh).運動不足だ.出番以外は事務室でせこせこと目録採り.
台風21号で被害に遭われたみなさまにお見舞い申し上げます.これから台風が接近する地域のみなさまはくれぐれもお気をつけ下さい.
シューベルト/交響曲(第3番)ニ長調D.200@ニコラウス・アーノンクール/アムステルダム・コンセルトヘボウ管絃楽団(テルデック)
アーノンクールは「シューベルトはロココだ!」との主張の下,モーツァルト演奏のときのような攻撃的姿勢(^^;)は脇に置き,シャープではあるがリリックな解釈を前面に押し出した演奏を展開している.コンセルトヘボウの魅惑的な木管が魅力全開でそれを支えている.この第3番は全集中,アーノンクールの解釈がもっとも成功している録音.
仕事.副業は今日もあり.今日は演習とは名ばかりの講義,快調にトバす.「情報を読む」例にこのへんとかこのへんを持ち出したら,そちらの方が興味深く聞けたみたい(^^;).あははは.
別の演習課題も出す(都合により10月は,そちらの演習がほとんど開講できないので).これは回答が楽しみ(^^;).
それにしても,先日作ったblogが「職場のネットで見れない」という科目履修生の話には参りました(-_-;).フィルタリングソフトが,あれほど健全な(^^;)blogをはじいてしまうとは,ねえ.
読売新聞【中国が炭の全面輸出禁止、焼き鳥店への影響は深刻?】
何となく気になる(^^;).
シューベルト/交響曲(第2番)変ロ長調D.125@フランス・ブリュッヘン/18世紀オーケストラ(フィリップス)
ブリュッヘンのアプローチは,シューベルト初期の交響曲を中期のベートーヴェンのように振っている気がする(^^;).このD.125でも随分と構えが大きいのだが,こんなにエラそうな音楽だったっけ? もう少しインティメートな音楽なのでは.
毎日新聞【音楽著作権:ダンス教室の「演奏権」侵害認める 最高裁】
著作権法で保護されている「演奏権」の侵害を認め、教室側に音楽使用差し止めと過去10年分の使用料約3640万円の支払いを命じた名古屋高裁判決(今年3月)が確定した。
著作権使用料を払うことに異存が無いとしても,1年平均に換算して約364万円というのは,いささか高すぎるような気がするのですが.どういう計算方式でこの金額が算出されているのか,あとで調べておかないと.
ときにこのケースの場合,過去の名曲(モーツァルトとかショパンとか)のSP盤(コルトーとかシュナーベルとか)を探して使用すれば,著作権使用料の支払いを免れるんですかね.
公正取引委員会:音楽用CD等の流通に関する懇談会(第1回)議事録等の公表について
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/04.september/04092804.pdf
まだ,25ページ目までしか読んでませんが,面白いですねこれ(^^;).もう少し閑なときに,ゆっくり読みます.
仕事.今日から後期始まるもお客少なし(>_<).週末は学園祭だから,みんなそちらに頭が行っているか.勤務先の学園祭は小学校の学習発表会みたいなもので,アイドルのコンサートがあるでもなく,模擬店が出るでもなく.家政系なんだから模擬店くらい出させてやれよ,とも思うのだが.
副業も今日から始まる.学科の掲示板に昨日作ったblogのURLを「ここを見るように」と貼り出したのに,午後イチの演習で確認したら一人しか見てねーじゃねーか(-_-;).前途多難.
「blogとは何ですか?」と尋ねられ,汗だくになって説明(^^;).〈トラックバック〉を言葉で説明するのは難儀だ.
・・・・・・・・・久し振りに頭痛がしてきたので,今日はこれで終わります.
シューベルト/交響曲(第1番)ニ長調D.82@ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(BMG)
ヴァントがケルン放送響と残した全集から.職人の手堅い手わざが「音楽する」感興を伝えてくれる.
・・・・・・・・・楽天が仙台フランチャイズを発表して以来,急速にプロ野球界再編に対する興味が萎えております.しょせんは出来レースですね(sigh).オリックスの宮内(敬称略)が共同通信社のインタビューに応えた記事が毎日新聞に掲載されてますが,これも酷い内容ですね.曰く「プロ野球には巨人と、現状維持を望む巨人以外の5チーム、改革を望むパ・リーグという三つの立場がある。」だの「世間で言われる巨人悪者論は間違いだ。巨人は今回近鉄の件で初めてイニシアチブを取った。」だの,お笑い芸人だっていっぱしの野球通なご時世に,この認識はあまりにお人よしというか(-_-;).もっとも,読売とグルですから,こうでも言って自分たちの失敗を糊塗するくらいしか出来ないんでしょうねえ.
で,オリックスとつながりがあって読売も認めた(?)楽天を参入させ,プロ野球オーナーズ仲良しクラブはこれからも続く,と.茶番ですね.
休日.レポートの採点を片付け,明日から始まる後期に向けてプリント作成など.
後期は演習3つ.ひとつは〈レファレンスサービス演習〉なのでほとんど自習(課題をどっさり出し,発表をやらせる).ひとつは〈情報検索演習〉でレポート提出と講評を2回1サイクルで繰り返す.残りひとつだけが毎週しゃべらなきゃいけない.〈資料組織演習〉で何をしゃべるって,そりゃ『日本目録規則(NCR)1987年版改訂版』についてです.ここでは目録カード作成の方法を中心に教えます.電算化された目録作成(MARC)においては,目録カードの技術は役に立たない,というひともそこここで見かけますが,そんなことはありませんよ(^^;).目録カードが書ければMARC作成もすんなり入れますが,その逆は難しいんじゃないですか.それに,目録カードの読めない奴にMARCが読めるわけが無いでしょう(-o-)/.
で,G.C.W.氏も葛野図書倶楽部2001を見習った,ささやかなblogを自分の演習に使うべく某所に立ち上げてみました.葛野図書倶楽部2001とはあまりにもレベルが違う(こちらが低すぎ)ので,どれがそうなのかは内緒です.
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第2番ト長調作品44@ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)/ウラディミール・フェドセーエフ(指揮)/フィルハーモニア管絃楽団(ヴァージンクラシックス)
かの有名な第1番変ロ短調作品23の陰に隠れてさっぱり演奏されないピアノ協奏曲第2番.音楽之友社の『最新名曲解説全集』に記載があったかどうか記憶が定かじゃないくらい,人気が無い.第1番にある,ひとを惹きつける旋律の魅力や破天荒さ(第1楽章の序奏に出てくるあの雄大な主題も,そのあと主部の冒頭に出てくるピアノがきらめく主題もどういうわけか再登場せず何処かに消えてしまう)には欠けるかもしれませんが,情緒纏綿たるチャイコフスキーの音楽は第2番でも健在なんですけどねえ(^^;).不思議だ.
読売新聞【県立施設 330か所、民間委託へ 図書館や博物館も検討】
Liblog JAPANから.読売のURL見るとすぐに読めなくなりそう(^^;).
たまには肩の凝らない話題でも(^^;).
東京都交響楽団のサイトにあるオーケストラメンバーを見ると,中に「ライブラリアン」という肩書きのメンバーがいることをご存知ですか? クラシック好きなら既知のことだろうと思いますが,図書館業界ではオーケストラの「ライブラリアン」の存在はあまり知られていないんじゃないかと.
町田嘉章(1888-1981)/三味線協奏曲第1番@町田嘉章(三味線)/篠原正雄/新交響楽団(日本パーロフォン/ロームミュージックファウンデーション)
昨日第一報(^^;)をお伝えした〈日本SP名盤復刻全集〉第1集に収録された復刻録音の中で,G.C.W.氏が個人的にもっとも驚いたモノのひとつ.スコアは恐らく1945年の東京空襲で失われたと推測されるそうで,このSP録音(1930年録音)はこの作品を偲ぶほとんど唯一のよすがということになりそう.
勤務先への寄贈物件としてロームミュージックファウンデーションから〈日本SP名盤復刻全集〉の第1集(全6枚組)を届けていただく.多謝m(_ _)m
パッケージを開いた同僚が「ナニコレ?」な顔をしているので,このCDの価値を同僚&利用者(^^;)にわかりやすく説明出来るように,取り敢えず了解もらって借り出し,帰宅後に片っ端から聴いてみる.
・・・・・・・・・凄いわ,コレ.いい仕事してますねえ(sigh).
取り敢えず,今回で一区切り.これまでの文章に関する補遺など.
塩見昇氏の「公立図書館のあり方を考える」の中に『公立図書館の任務と目標・解説』の改訂に関する箇所(p172-173)がある.相変わらずの根拠に乏しい県立図書館・研究者批判が展開されている箇所だが,ここで言及されている「図書館雑誌」2004年8月号の記事をG.C.W.氏はうっかり読み落としていて(それどころか「図書館雑誌」2004年8月号を読んだ記憶さえ無かった),慌てて封書から出してもいなかった8月号を引っ張り出して当該記事(塩見昇「「公立図書館の任務と目標」および「解説」の改訂作業を終えて」p532-535)を読んでみたのだが,驚いたのは『公立図書館の任務と目標』が『中小レポート』『市民の図書館』を継ぐ「日図協の図書館づくり政策文書」とされていたことであった.これはG.C.W.氏の勉強不足だろうが,『公立図書館の任務と目標』に対してそのような位置付けがなされていることを今まで業界誌等で見聞した記憶は無い.先日,新しく出た改訂版を早速注文した.
チャイコフスキー/交響曲第2番ハ短調作品17@イゴール・マルケヴィチ/ロンドン交響楽団(フィリップス)
チャイコフスキーはシューマンを高く評価していたが,この作品はシューマンの影響が随所に聴かれる(特に交響曲第2番と第4番).第1番があれだけオリジナルなのに,不思議なことではある(^^;).ちなみにチャイコフスキーは,シューマンの交響曲第2番の終楽章を評価していなかったらしい.
9月25日・26日に予定されていたプロ野球選手会のストライキは回避されました.
毎日新聞【プロ野球:ストは回避 選手会とNPBが合意】に合意文の全文が掲載されていますが,まずは何より読売,西武,オリックスのボス交による1リーグ制導入への野望を打ち砕いたことに意義があります.
明日の読売新聞の社説が楽しみです.主筆は敗北を認めるでしょうか(^^;).
読売新聞【「パ6球団が理想」滝鼻・巨人軍オーナー、参入に期待】ふーーーーーん.としか表現の仕様が無い.ライブドアではなくオリックスとつながりのある楽天なら,プロ野球オーナーの仲良し倶楽部が維持できると踏んでいるんだろうか.
毎日新聞【球界再編:スト回避を最優先 根来コミッショナー単独会見】【球界再編:根来コミッショナー 単独会見詳報】さすがに読売だけじゃ拙いと思ったんだろう.それで渡辺恒雄・読売新聞社主筆もインタビューを受けた毎日を使ってみた,というところか.それにしても,自分に都合のいいことばかり言っているな>>根来(敬称略)(^^;).
神戸新聞【神戸市 球団不在の危機直面】行政官僚にありがちな主体性の欠如,か.「オリックスも楽天もあんまり。もう何を信じていいのか、分からない」という悲痛なさけびは理解できないこともないが,同情する気にもならない.
先日こちらで取り上げたにのみや@おかやまさん謹製〈だいがくとしょかん占い〉とは,また別の〈図書館占い〉が図書館雑記&日記兼用で紹介されていましたので早速トライ.
あなたは図書館ではなく、何故かブックオフでした・・・
何故だー(^^;)! 入力した本がまずかったか.
仕事.連休明け2日目なので,昨日よりは仕事はかどる(^^;).
読売【同性愛専門誌「薔薇族」11月号で廃刊】廃刊にも吃驚だが,それを読売webが記事にしたのにも驚いた(*_*)!.この手の雑誌はコアな読者層がいるので不況にも強いかと思ったら,ネットに押されたのと小書店の廃業が響いたと記事にはある.なるほどねえ.
このところ,てんで記録してないのでまとめて.
『増補日本のミイラ仏』(松本昭著/臨川選書21/臨川書店/2002年9月初版/本体2000円),『言論統制』(佐藤卓己著/中公新書1759/中央公論新社/2004年8月初版/本体980円),『福沢諭吉の真実』(平山洋著/文春新書394/文芸春秋/2004年8月初版/本体720円),『戦国鉄砲・傭兵隊』(鈴木眞哉著/平凡社新書236/平凡社/2004年8月初版/本体760円),『動乱の中の白河結城氏』(伊藤喜良著/歴春ふくしま文庫54/歴史春秋社/2004年3月初版/本体1200円)それぞれ読了.
毎日新聞【球界参入:「楽天」も宮城本拠地で申請へ】どうやらこれで楽天が,オリックス-読売のラインで動いていることがはっきりしましたね.これはあからさまなライブドア-浅野宮城県知事-河北新報ライン潰しの策謀ですぞ.
チャイコフスキー/交響曲第1番ト短調作品13@ムスティラフ・ロストロポーヴィチ/ロンドン・フィルハーモニック(EMI@CCCDじゃない)
豪快と乱暴は紙一重か(^^;).あまり豪儀なチャイコフスキーは好きじゃないが,ロストロポーヴィチのは豪快一本槍というわけではなく,楚々と泣くところはわきまえていたりするのがいい.ただ,オーケストレーションの大家チャイコフスキーの職人芸を聴くには不向きか.
仕事.3連休の後なので調子が悪い(-_-;).時間をもらってレポートの採点など.まあまあというところ.かなり甘めの採点ですがね(^^;).分類は必ずしも,ただひとつだけの回答を求めるものではないだけに,採点する方も頭を使う.しかも,数をこなして欲しいのでひとつのレポートで50冊もNDCで分類させるわけで<<自分で墓穴を掘ってどうする(>_<).
ココログ付属(?)のアクセス解析に拠れば,本日当blogへのアクセスが10000hitに達した由.何かの間違いのような気もしますが,ありがたいことです.
〈「図書館界」56巻3号〉シリーズ(?)はお休みします.レポートの採点で力尽きました(^^;).
マーラー/交響曲第10番嬰へ短調@クルト・ザンデルリンク/ベルリン交響楽団(ドイツ・シャルプラッテン)
クック版に独自の加筆を加えたユニークな演奏.うっかり「浄化」という言葉を使いたくなるような澄んだ絃の高音と,大量に動員された打楽器が印象に残る.
忘れてはいけないので,取り急ぎクリッピング.
【はてなダイアリー - 《陸這記》 crawlin’on the ground 鉄道とITと読書と文学と風景とプロ野球】
休日.特に意味も無く(^^;)梁川町までクルマを飛ばす.片道1時間40分くらい.梁川城についてはいずれ書きますが,正直「庭」だけです(-_-;).帰路,本宮あたりで土砂降りの雨になる.くそぅ(>_<).
某所経由でいくつか興味深いblogの初見.いろいろあってリブ・フェミ系のサイトもいくつか巡回しているけど,「男という障害者介護」って表現は初めて見た(^^;).単身赴任11年目のG.C.W.氏@〈男のオバサン〉は目を白黒しちゃいましたよ.教条主義というかステレオタイプというか(^^;).ある男性と女性が,それぞれご意見の一致を見て一緒に暮らして何の支障も無いなら,それでいいじゃないですか.何である種のリブ・フェミのひとは(面と向かってではないにせよ)自分と違う意見を見ると攻撃的・好戦的な折伏にかかるんだろう.ヤボですね(^^;).
本日は根本彰氏〈貸出サービス論批判:1970年代以降の公立図書館をどう評価するか〉を取り上げる.
根本氏の立場は「貸出」と「レファレンスサービス」を公立図書館における2本の柱と捉える.『市民の図書館』は2本の柱の片方のみを偏って理論化し,その影響力を35年にわたって保持してきたが,実のところ同書は「図書館サービスが行われていない都市地域において最初のサービスを行うときのノウハウをまとめたものであり,その限りではきわめて有効」(p161)だが,現在も有効と言うわけではない,というところか.
マーラー/交響曲第9番ニ長調@ジェームズ・レヴァイン/フィラデルフィア管絃楽団(RCA)
何も考えたくない,音楽の流れに身を任せてしまいたいときに聴く,アッケラカンなマーラー(^^;).年がら年中,すべての事に「意味」を見出す必要なんか無いんだから.大河のような音楽の流れを感じていればいいんです.
断っておきますけど,レヴァインの演奏に「意味」が無いと言っているわけじゃないですからね.音楽的にはすこぶる充実した録音です.
読売新聞今日の社説【[プロ野球スト]「球界の将来築く『着地点』を探れ」】気のせいか,一昨日・昨日の社説に比べると幾分,トーンが下がっているんじゃないか.一昨日のモノ【[プロ野球]「ファン裏切る“億万長者”のスト」】も昨日のモノ【[プロ野球スト]「何が選手たちの真の望みなのか」】も実に評判が悪かったから(あるテレビ番組では「読売はジャーナリズムを勉強しなおせ」という意味のことまで言われていた),3日続けてあからさまに選手会を誹謗してはさすがに読者の支持を得られないと「主筆」が判断したのだろうよ.一昨日・昨日の社説の内容が,実は読売新聞の球団に跳ね返ってきたことでもあるし(^^;).
毎日新聞【プロ野球スト:知恵なき経営者退場を 論説委員・中島章隆】今日の1面を飾った記事.全くの正論である.しかし【プロ野球スト:「野球愛してるのか」協議中に挙手要求も】ここまでやってダメなら,もうホントにダメかもしれない.
〈Doblog - BLOG @ Wolfy -〉プロ野球を巡る騒動に距離と節度をもって,ある意味シニカルに論じている方のblog.G.C.W.氏のような机上の人の対応とは異なる,応援の現場(毎年何度も球場に足を運んでいる)にいる方の苦渋を垣間見て,ちょっと反省しました.
休日.ネットと休養(二日酔い)で日が暮れる.普段に比較して今日のエントリーが多いのは,要するに1日ヒマだったということ(^^;).不健康だ.
【笛と私と図書館と: お客様?利用者?】関連して【簡単な日記 - 三田 - お客様?利用者? (笛と私と図書館と)】
挨拶の話はともかく.
G.C.W.氏はむしろ「利用者」という言葉に違和感を覚えるクチです.一昔前に選書論を集中して勉強してたことがあるのですが,そのとき読んだ文献の中に,「利用者」という表現で「図書館(もしくは文献の筆者)に都合の良い行動を取る利用者」という含意を込めているケースが少なくなかったものですから,「利用者」という言葉には一種の不信感さえ感じてます.図書館を使う我々は「利用者」という言葉で一括りにされるようなのっぺらぼーじゃねえ(^^;),みたいな.
かといって「お客様」がいいかと言うと,これもまたちょっと違うような.これは図書館員と図書館利用者にある種の上下関係を見る言葉ですよね.媚びは感じないにしても,卑下を感じるようなところはあります.
個人的にはあまり厳密ではないですけど,図書館外の人や公文書の類には「利用者」,このblogや自分の文章では「顧客」,館内では「様」抜きの「お客」をそれぞれ使い分けるようにしています.話し言葉では「お客」が多いかな.「利用者」でも「お客様」でも,その言葉の含意はひとそれぞれだと思うし,それなりの歴史もありますから,なかなかひとつの言葉にまとめようとするのは難しいかもしれません(「利用者」についてはG.C.W.氏が黙ればいいだけかもしれませんが<<これも一昔前の経験).
山中湖情報総合館,日々記,図書館雑記&日記兼用にて〈トラックバック・ピープル「図書館へ行こう。」 〉を知る.なるほど,ある種の自動リンク生成機能というわけですね.ウチは扱っているネタの傾向が他の図書館系blogと若干異なるようなので(図書館学系のネタが主で,生活系の図書館ネタはほとんど無い),「図書館に行こう。」にトラックバックを送る機会はあまり無いかとも思いますが,肩の凝らない図書館ネタがあったときは活用したいと思います.
もうひとつ,〈トラックバック・ピープル「図書館の人々」〉を笛と私と図書館とにて見つけました.この手のリンク集(?)を通じて,図書館の世界の面白さ,楽しさや苦しさ,辛さ(^^;)が世の中に伝わるといいですね.
マーラー/交響曲〈大地の歌〉@ヤッシャ・ホーレンシュタイン/BBCノーザン交響楽団ほか(BBC)
1972年4月28日のライヴ.遅めのテンポで基本的には淡々と,しかし盛り上がるところは充分に必然性をもって盛り上がる,ホーレンシュタインらしい名演.
今日取り上げるのは塩見昇氏「公立図書館のあり方を考える」.田井氏の多分に観念的で感情的な『市民の図書館』擁護が何ら説得力を持たないのに比較して,塩見氏のそれは論理的でそれなりの説得力を持つ.結論は乱暴にまとめてしまうと「これからの公共図書館は貸出を基本に,その他のサービスは市民の声をよく聞いて発展させましょう」というもので,意外に穏当.G.C.W.氏と異なるのは,状況判断と『市民の図書館』への評価か.まあ,そこが最も大きな差異を生むことになる部分なのだが(^^;).
「小児病患者」という言葉を久方ぶりに思い出してしまいました(^^;).12球団中,1球団だけロックアウトを決行したこと(ロックアウトが少数派だったので,慌てて撤回したマヌケな球団もあったようだが)といい,恥ずかしいと言うか,哀れと言うか.
日刊スポーツ【「9割がスト支持」日刊緊急アンケート】スポニチのアンケートに続き,当然の結果が出る.ちなみに報知新聞のアンケートはまだやってます.スト支持に投票しましょう.
サンスポ【NPB打つ手なし…打開策見つからずお手上げ状態】いや,打つ手はあるよ.12球団以上による2リーグ制の維持を確約し,来季からの新規参入を認めればいい(^^;).それと逆指名ドラフトの廃止→完全ウェーバー制への移行,サラリーキャップ制の導入,MLBとのトレードについて制度を整備する,テレビ・ラジオ等放映権料の一元管理→各球団に公平に分配,これくらいやればファンは納得するよ.
休日.勤務先の先生に誘われて,計4名で〈戦場のピアニスト〉を白河まで観に行き,主人公の息子さんの講演会を聞く.あの重い映画の後で,割りに面白い講演会だったのでよかったよかった(^^;).終了後,戻ってきて打ち上げ.二次会カラオケ,〈南三条〉が歌えない(メロディをリズムに乗せられない)情けない(ToT).
酔っ払いなので,今日は図書館ネタはありません.図書館ネタが無いと,このblog途端にアクセスが目に見えて減るのは何故(^^;).
スポーツニッポン【アンケート結果~ファンは選手会側を支持】
それはそうだろう(^^;).記事が意外だという「とことんストをしろとあおっていること」もしごく当然.「ドッグイヤー」なIT産業に慣れっこになっているネット利用者が,「新規参入は再来年以降に」などと寝言をほざいている経営者側を支持するものか.
日刊スポーツ【経営側分裂、選手会賛同のセvs反対の巨パ】「巨人戦」ブランドにしがみつくパリーグ哀れ.この際,巨人をパリーグに移籍させて,残ったセリーグ5球団がライブドア,楽天,シダックスを引き入れたら如何ですか(^^;).
読売新聞社説【[プロ野球]「ファン裏切る“億万長者”のスト」】
曰く「プロ野球の選手会は「スト決行」を決めた。プロ野球史上、初めての事態だ。試合を楽しみにしていたファンへの裏切り行為である。 」飼い犬に手を噛まれたわけですから,こう書きたくなるのはわかる(^^;).しかし,これまでドラフト制度の改悪やFA制度のつまみ食いで野球ファンを裏切り続けてきたのが,他ならぬ読売新聞とその子会社であることを,野球ファンは忘れていないだろう.
AV Wacth【エイベックス、CCCDの採用を弾力化。現場スタッフが採用決定】
エイベックスのプレスリリース.
無駄な時間を消費しただけでしたね>>CCCD.
マーラー/交響曲第8番変ホ長調@ロリン・マゼール/ヴィーン・フィルハーモニカー(Sony@LGCD2じゃない)
いや,ストライキ決行がめでたくてこの曲をかけたわけじゃないですよ(^^;).よく祝典のようなおめでたい席で演奏されることの多い作品ですが,G.C.W.氏はこの曲苦手でして.圧倒的で密度の濃い第1部はともかく,第2部は退屈な部分もあってバランスの悪い作品じゃないかなと思います.マゼールの指揮はどこまでも健康的で翳がありません.
仕事如例.いくら無口だといっても,ほどがあるだろう(^^;).しかも最初に電話をかけてきたのは母親ってのはちょっと>>レファレンス.
そーいや,昨日の集会で某さんが「3年後に××が来るらしいですよ」と言っていた.生きているうちに1回くらいはあるのかなあ,なんて思っていたのですが.G.C.W.氏のところは施設A会員だし,G.C.W.氏は個人会員だから,何か仕事を仰せつかるのかな(>_<).仕事そのものはイヤじゃないけど,自分を追い落としたヤツの下で働くのは御免蒙る,ということで.まあ,市立図書館も県立図書館もあることですから,そちらにしっかり働いていただきましょう.
20時59分,NHKラジオ第一の速報である.
こうなったら,とことんまでがんばれ>>プロ野球選手会.来年からの新規参入を勝ち取るまで半端な妥協は絶対に不可である.
このblogと根来泰周・日本プロ野球コミッショナー(^^;).
「スト回避のために,根来コミッショナーが自らの進退をかけた.この提案は重い.」読売新聞webに上がっていない読売の記事はこう書くが「辞めたければ勝手にどうぞ」というのが,現状大方のプロ野球ファンの見方なんじゃないですか.今まで,いや今でも全く眼の前の問題解決のための指導力を発揮しようともしないコミッショナーの,今更の「提案」とやらそんなに「重い」んですかね.根来コミッショナーは,元来が読売の走狗ですから,自分の味方の提案は重いのかもしれませんが,残念ながらコミッショナーの介入はその時機を逸してしまいましたし,提案の内容も経営者の理屈ばかりです.この提案を受け入れてストライキを回避するくらいなら,最初から選手会はストライキしようなんて言わない方がよかったと言うことになりますね.
この件について読売新聞以外は信じたくない読者は,産経新聞【【思うまま】近藤義之 素朴な疑問】でも読んで頭を冷やしてください(^^;).
追記:
毎日新聞【プロ野球スト:根来コミッショナーが辞意表明】
読売に振り回された挙句に,法曹家としての信用も失ってしまって,ふんだりけったりなことになってしまいましたね>>根来氏.
毎日新聞【楽天:プロ野球参入を正式表明】,【プロ野球再編:ライブドア、仙台市新球団として加盟申請】
やあ(^^;).おもしろいことになってきましたねえ .
今日は糸賀雅児氏の〈「地域の情報拠点」への脱却が意味するもの〉を取り上げる.
のっけから「いまさらこんなテーマで議論している公共図書館の世界って何だろう」(p188)ときた(^^;).
「NPO」という言葉で金儲けを企むような連中がいるから,潔癖症の公共図書館員がNPOそのものに拒絶反応を起こすこともある(^^;).何事も節度が必要と言うことであろうか.
出張.東北地区大学図書館協議会の総会に出席するために新幹線で山形へ.途中,赤湯駅に停車したけどフラワー長井線の〈スウィングガールズ〉列車は見かけなかった.残念.映画を映画館に観に行かなくなって久しいG.C.W.氏だが,〈スウィングガールズ〉は何となく気になる(^^;).でも何故か明後日は〈戦場のピアニスト〉を観に行く予定が入っている.
総会の会場で見かけたひとが,どこかで見た顔だなあと思ったら,学生時代母校の図書館にいた職員さんだった(*_*)! しかも本日の司会(本人は嫌がっていたけど).いや吃驚である.何でも今年の4月にこちらに移ってきたそうで「故郷の近所ですよ」なるほど.
総会は今年から1日(実質は午後半日)になってしまったので,2日目の余った時間で観光というわけにもいかなくなり,G.C.W.氏はちょっと残念<<そりゃこちらが目的に決まっている(^^;).今日も,山形城址や文翔館(旧・山形県庁)はパス.山形城址は既に2度行っているけど,最近本丸の復元工事が進んでいるので,それを確認したかったのだが(-_-;).
マーラー/交響曲第7番ホ短調@ピエール・ブーレーズ/クリーヴランド管絃楽団(DG)
ブーレーズのマーラーは,音楽が激したところでもちっとも燃え上がらない冷徹さを身上とするが,この第7番ではそれがクリーブランドの透徹な音色との相乗効果で,なかなかユニークな仕上がりになっている.ヴィーン・フィルとの第6番やシカゴとの第9番より,ブーレーズのマーラー演奏としては成功しているだろう.
これが「マーラー」かどうかは,また別のハナシ(^^;).
三田誠広氏の瞞着ぶりを万来堂日記が明らかにしています.
【万来堂日記: いくつかクリップ】
【万来堂日記: 三田氏からの返信】
『やがて笛が鳴り,僕らの青春は終わる』はよかったらしいですが(ウチのカミさんが昔読んでいた).
最近のはてなダイアリー - 《陸這記》 crawlin’on the groundから興味深い話をいくつか.
【大阪へいってきた~RFIDシンポジウム】
【「犯人がわかってしまったら,もう物体としての書籍には価値がない」】
『実践型レファレンス・サービス入門』(斎藤文男・藤村せつ子著/JLA図書館実践シリーズ1/日本図書館協会/2004年7月初版/本体1800円)
『古地図・現代図で歩く明治大正東京散歩』(古地図ライブラリー別冊/人文社/2003年10月初版/本体2600円)
『古地図・現代図で歩く昭和東京散歩:戦前』(古地図ライブラリー別冊/人文社/2004年1月初版/本体2600円)
『古地図・現代図で歩く昭和三十年代東京散歩』(古地図ライブラリー別冊/人文社/2004年8月初版/本体2400円)
『実践型レファレンス・サービス入門』の共著者は先輩でウチのカミさんの同期の方じゃないですか(^^;).
「東京散歩」シリーズは,これいいですねえ(^o^)/.特に昭和戦前編がG.C.W.氏のツボ.早速「洲崎球場(古地図に〈大東京球場〉とあるのは,国民新聞社[現在の東京新聞の前身]がスポンサーだった職業野球大東京軍の本拠地だったから)」だのいろいろ探してしまいました.
「図書館雑誌」2004年9月号(98巻9号)は特集の「平成16年度全国図書館大会への招待」はともかく(G.C.W.氏は香川に行かないし(^^;)),特別企画〈「専門職員認定制度」をめぐって〉に注目です.
個人的には日本図書館協会がやろうとしている〈専門職員認定制度〉に懐疑的.意識的なのか無意識なのかは知りませんが,首都圏の公共図書館員だけを対象と考えているフシがあちこちにのぞいている(^^;)のが,まず気に入りません.それと,この認定制度の客観性(これが認定に「権威」をもたらすはず)がどの程度保障されるのか,いまひとつわからない部分があります.認定制度が図書館業界(特に公共図書館業界)のひとりよがりや自己満足に終わらないようにする手立ては何処まで深謀遠慮されているのか.それなりの理由の下ではありますが(p664参照),認定制度のスタートに大学図書館員や専門図書館員が排除されていることからして,その客観性には疑問無しとはしません.
なお,今号で面白いのは投稿欄〈北から南から〉に掲載された3編の文章です.G.C.W.氏は「ブックスタートの贈りもの」(吉田昭)に共感するところ大でした.
今日の購入本にちとのめっているので,「図書館界」56巻3号の特集に関する話(こことここ)の続きは本日お休みm(_ _)m
で,「みんなの図書館」2004年9月号(No.330)の特集は〈著作権法と図書館サービス〉.巻頭を「著作権法の最近の改正と著作権をめぐる動き」(南亮一)が飾っています.20ページを越えますがわかりやすく,かつ手厳しい(^^;)内容です.図書館業界関係者は特に「(四)報告書公表から法改正までの動向と図書館団体の取組み」を是非読んでください.必ず得るところがあります.残念ながら図問研も,ここで南さんが指摘していることがそのまま当てはまると,運動体への影響力の無い(実体験です)傍流・異端の一個人会員は思いますが,影響力を行使出来るはずの古参・主流派諸氏は昨今の著作権法を巡る状況について如何お考えですか.
同じ特集で清田義昭氏(「出版業界と貸与権問題」)が述べているように,「ほんとうは貸与権議論を出版者,利用者を含めてもっとする必要があった」(p34)はずなのですが,残念ながらG.C.W.氏は図書館業界の党派を越えて広く業界に働きかけるだけの言説力を,このサイトで示すことが出来ませんでした.
仕事.参考図書の書架が一杯になったので,スチール書架を継ぎ足そうと以前使っていた部材を引っ張り出したらネジが足りない(-_-;).午前中一杯大騒ぎして,結局見つからず別途手配する羽目に.勤務先の改装前,閲覧室のあちこちで使っていたものを少しずつ転用しているので,組合せが悪いのかもしれない.
明日は出張で帰宅が遅いため,更新できないと思います.
マーラー/交響曲第6番イ短調@若杉弘/東京都交響楽団(フォンテック)
若杉&都響によるマーラー連続演奏会のライヴ録音.若杉の解釈には聴くべきものがあるが,如何せんオケが非力で若杉の意図が十全に伝わらないうらみがあるのが残念.敢闘賞モノでがんばっているんですけどね(sigh).
若杉&NHK交響楽団によるブルックナー連続演奏会とその録音が,両者の決裂により中絶してしまったのは何とも惜しまれるところ.
昨日に引き続き,「図書館界」56巻3号の特集「誌上討論:現代社会において公立図書館の果たすべき役割は何か」について.回答者5氏の文章の中から,まずは田井郁久雄「『市民の図書館』と「貸出」の意義」を取り上げる.
事物の取り扱いに恣意的な部分があるのが,田井氏の反・貸出至上主義には常のこととは言え,この文章が学術雑誌の一角を占めることに抵抗を感じる.これが「みんなの図書館」に掲載されたアジテーションなら,それほど厳密なことも言わずに「おや,そうかい」でスルーしてしまうのだが(^^;).
仕事.ILLは一度何処かから依頼が来ると,その後も立て続けに何件か依頼が来るのが不思議(^^;).
この時期に上原の結婚を公けにするのって,読売グループによる「猫だまし」ですか.「シダックスならともかくライブドアは」という球界紳士どもの発言は,「シダックスが参入してくるはずは無い」という願望に支えられたライブドアへの引導のつもりだったのかもしれないが,朝日新聞【シダックス会長、プロ野球参入に前向き発言】雲行きがアヤシクなってきましたな(^^;).
マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調@ラファエル・クーベリック/バイエルン放送交響楽団(DG)
クーベリックのDGへのマーラー録音では最も成功したモノのひとつ.1970年代の名演奏である.現在では,この演奏のレベルは乗り越えられてしまっているのだが,それでも良い意味でのスタンダード足りえる位置にあるだろう.
で,今日届いた「図書館界」56巻3号.
特集は「誌上討論:現代社会において公立図書館の果たすべき役割は何か」この御題に対する回答者(?)は根本彰,塩見昇,田井郁久雄,明定義人,糸賀雅児の諸氏.御題への回答者としてはいずれが勝るとも劣らぬ一騎当千の猛者揃い,なのだが,如何せん御題の筋が悪い(^^;).
仕事如例.油断していると文献複写の依頼が来る(^^;).
遅ればせながらblogの右側に文化庁と知的財産戦略推進事務局へのリンクを張りました.著作権法へのご意見等を是非お送りください.特にパブリック・コメント.
下野新聞【「幼い兄弟の捜索なお続く 虐待の形跡、7月に保護も】
何だってG.C.W.氏が30年近く前に住んでいたところじゃないか(-_-;).しかも年齢的にも似たり寄ったり.断片的な情報を継ぎ合わせてみると,事件の当事者たちは当時G.C.W.氏の近在にいた連中らしい.やれやれ(sigh).
マーラー/交響曲第4番ト長調@ミヒャエル・ギーレン/南西ドイツ放送交響楽団(ヘンスラー)
マーラーの交響曲で苦手なのは第4番と第8番.それでも第4番は最近ようやく慣れたような気がする(^^;).メルヘン調もまた,マーラーのある一面をあらわしているわけだけど,第3番ならまだしも,第4番はちょっと底が見えるというか何というか.しかし,その「底の見せ方」もマーラーの身振りなんじゃないかと考えさせられるところがまた,この作品の捉え難きところ.見かけほど一筋縄ではいかない.
NACSIS Webcatで「専門職」を検索してみたら135件ばかりヒットしますが,その大半が社会福祉に関する書籍であるのは,「専門職」という言葉や定義について,何かを示唆しているのでしょうか.
休日.買い物と読書とレポートの回答作成,サイトの表紙の手直しなど.
下野新聞【黒羽藩主の死因解明か 黒羽で書状など新史料発見】幕末の黒羽藩主大関肥後守増裕(1837-1867)は松前藩主松前崇広(1829-1866)などとともに,外様であったにもかかわらず屋台骨の揺らいでいた幕府に登用され,その重責を担った人材である.海軍奉行兼若年寄格として活躍していたが,王政復古の大号令が出た当日,黒羽で狩に出かけて急死した.黒羽藩は他家から養子を迎えて新政府に恭順・存続する.実は増裕も他家からの養子で,その幕府よりの藩政改革路線に異を唱えていた家来もいたらしく,その死には暗殺説もある.
マーラー/交響曲第3番ニ短調@ケント・ナガノ/ベルリン・ドイツ交響楽団(エラート)
「分析と再構成」のマーラー.そーゆう解釈には細かい楽想が次から次へと沸き起こることで音楽が進んで行く第3番がふさわしい.以前,テレビで観たナガノの振るマーラーの9番がつまらなかったのは,いささか音楽が一本調子だったからだが,9番では新しい楽想が「椿事」では無い(突然の場面転換では無い)ことも一因にあるか.
ナガノが振る第3番では,楽想の転換がブロックとして捉えられ,元来の形式(第1楽章ならソナタ形式)を意識するよりも,楽想ブロックのめまぐるしい転換が印象づけられることになる.そこを面白いと感じるかどうかで,この演奏の評価は変わってくるだろう.ただしこの解釈では,テンシュテット(EMI)やベルティーニ(EMI)のような,いわゆる途方も無い「マーラーらしさ」が感じられなくなるのは止むを得ない.
日刊スポーツ【NPBと選手会の暫定的合意事項全文】
プロ野球は取り敢えず今日・明日のストライキを回避したが,ストライキをバックアップするべきファンからも「絶対反対ストライキ」などと声がかかる始末では,長期戦は不利.誰もが川渕チェアマンほどの義侠心を持っているとは限らない,と言われればそれまでだが,今回のゴタゴタはプロ野球に限らぬ「野球界」全体の構造的問題ではないのか.特定球団のファンのエゴをあからさまにするのはよろしくないと思うが如何.
それにしても読売新聞の昨日の社説【[プロ野球スト]「超高額所得者たちの労働組合」】何ですかコレハ(-_-;).超高額所得者を生み出した元凶はジャイアンツだということを誰が忘れるものか(^^;).大新聞の書くことじゃ無いな.
休日.朝寝して定期通院,昼食後昼寝して床屋へ.寝てばっかり(-_-;).昨日も夕食後バッタリ寝てしまって,眼が覚めたら今朝だった.
産経新聞【「千と千尋」訴訟が和解 DVD映像の色合いめぐり】ひっそりとこんな記事が出ていました.そう言えば,何年か前に大騒ぎになったんでしたっけね,この話.今では思い出すひとも少ないのかしらん.
マーラー/交響曲第2番ハ短調@クラウス・テンシュテット/ロンドン・フィルハーモニック(EMI@CCCDじゃない)
バラバラな方向を向いている先行楽章を,フィナーレで強引にまとめあげて交響曲の態をなさしめた作品だが,大仕掛けな内容がウケるのか,割とよく演奏されているんじゃないかな.マーラーの生前でも,第8番以前では最も世俗的に成功した作品だった.パリでマーラー自身が指揮したとき,ドビュッシー,デュカス,ピエルネが第2楽章の途中で席を立ったという逸話もある.
#最近,このblogが図書館の話題ばかりとお嘆きのあなたに(^^;).
NHKオンライン【ネット勧誘に住民台帳流用】
「公務員の守秘義務」を公務員自身がどのように扱っているかを知る参考にはなりますね(^^;).
民業蔑視の手段として守秘義務を扱っている委託反対のチラシもあるように,「公務員の守秘義務」は公共図書館の業務委託反対派の錦の御旗となっているわけです.しかし,鬼の首を獲ったつもりはないですが,こーゆう事例を見ると,公共図書館の業務委託への反対理由に「公務員の守秘義務」を錦の御旗とするのはマイナスになりこそすれ,追い風にはならないのでは,と思うのですよ.
迂遠かもしれませんが,市民社会における公共図書館の機能と役割を正面から論じて相手を納得させることこそ,業務委託に反対するためには必要なことですよね.それをせずに(出来ない?),USAの大統領選挙も吃驚の,民業を蔑視するネガティヴ・キャンペーンを張るのは戦略的にも戦術的にも無意味です.所詮ネガティヴ・キャンペーンは彼我に負の連鎖しか生まず,歪んだ「お上意識」の発露と受け止めらるのがオチでしょう.
民業に携わっている者としては,民業蔑視の委託反対を大上段に振りかぶられると,横を向きたくなりますな(^^;).
仕事如例.ある件について職権濫用(^^;)で資料集めをはじめるが,あまりいいものは無い模様.喜ぶべきか,悲しむべきか(^^;).
遅ればせながら,同僚に借りて〈マツケンサンバⅡ〉を聴く.曲もさることながら,付録のDVDに収録されているPVがバカバカしくていい(^^;).〈ゲバゲバ90分〉における宍戸錠以来のバカバカしさですね.こーゆうアッケラカンとしたバカバカしさってのは,割りに貴重なものじゃないかな.
そーか,〈マツケンサンバⅡ〉は宮川彬良の作曲ですか.なるほど<<何が「なるほど」なんでしょう(^^;).
マーラー/交響曲第1番ニ長調@小沢征爾/ボストン交響楽団(DG)
小沢征爾の旧盤(1977年録音).この頃の小沢は実にいい.この録音は壮年期の小沢の覇気と色彩豊かなオケと若々しい曲想がシンクロして好結果を生んでいる.G.C.W.氏は,LP時代にこの録音(DG/MG1106)で初めてマーラーを知ったことに感謝している(^^;).
昨日の続き.仙人さん(お久しぶりです)からもコメントいただきましたが,G.C.W.氏の勤務先でも読売のこの記事は「?」な反応だったですよ.机上の空論に近いんじゃないか,という反応までありました.
ブルックナー/交響曲第7番ホ長調@クルト・ザンデルリンク/シュトゥットガルト放送交響楽団(ヘンスラー)
なんだって注目されるのが遅すぎた大指揮者クルト・ザンデルリンクによる渋い渋いブルックナー.第2楽章に延々25分もかけている.
よくわからない(^^;).これって,わざわざ予算を付け,マスコミにニュースリリースするほどの事業ネタですか? そもそも,この記事で使われている「広域貸し出し」って言葉がどのようなサービスを指しているのかいまひとつピンと来ない.この記事で言われている程度のことは,程度の差こそあれ何処の公共図書館でもやっている相互貸借の範疇じゃないかと思うのだが.それとも,公共図書館の無い市区町村の住民に対して,他地域の公共図書館が蔵書を貸し出すサービスを「広域貸し出し」って言うことになったのかな.
それにしても,わざわざ「広域貸し出し」という言葉を創出して国が事業費出して大々的に展開させるような性格のモノじゃ無いですよねえ.それよりも,公共図書館の無い市区町村が公共図書館を創ることに予算を振り向けることが先だと思います.
「広域貸し出し」などとお上に大上段に振りかぶられると,横を向きたくなりますね(^^;).
「ファンの失望計り知れず」これは,今朝の読売新聞の記事の見出しのひとつ.よく言うよ,と開いた口がふさがらぬ.記事の書き出しはこうだ.
「ストは,日本のプロ野球が七十年にわたってファンとの間に紡いできた「夢」を,一瞬で台無しにする危険性をはらんでいる.」
よく出来たブラック・ジョークである(^^;).日本のプロ野球の歴史は,ジャイアンツファン以外の日本のプロ野球ファンの「夢」がことごとく台無しにされ「ジャイアンツは球界の盟主」という愚にもつかぬ神話が紡ぎ出されてきた歴史じゃないか.馬鹿も休み休み言ってくれ.
仕事.同僚がシステムリプレイス時のコンバータの際,データが紛失(!)したモノを30件ばかり見つけてくれたので遡及入力する.中には戦前出版された料理のレシピ集など出て来て楽しい(^^;).〈松茸の××ゼリー和え〉などという,現在のG.C.W.氏には想像も出来ない贅沢な(?)料理も.同僚に「昔は松茸って何処にでもあったんですか」と尋ねられたので,昭和8年頃は阪急沿線で1日2円も出せば松茸狩りが出来たよと教える.学生時代,戦前の「東京朝日新聞」を調べていたときにそんな広告を見た覚えがあるのね.
J.S.バッハ/〈音楽の捧げもの〉BWV1079@ヘルマン・シェルヘン(ウェストミンスター)
シェルヘンはいつもヘンな指揮ばかりしていたのではないのだよ,とウェストミンスターに残された一連のバッハ録音がG.C.W.氏に教えてくれる.いま聴くと随分ロマンティックなバッハ演奏ではあるが,テンポや表情付けに禁欲的とも言える厳しさが感じられる,ある意味清潔な演奏である.
大阪府が府立図書館の指定管理者委託も視野に入れていることを〈Liblog JAPAN〉9月6日付記事で知る.9月2日付の産経新聞大阪朝刊がこの件を取り上げているとの由.
大阪府による【第4回行財政改革有識者会議の結果(概要)について】では「図書館」は出てこないが,ここでリンクされている【行財政計画(改定素案)の案本編】の中にある「資料1 具体的な取組項目」の16ページ(pdfファイルの103枚目)に,大阪府立中央・中之島の2図書館について「業務の見直しやアウトソーシングの拡充などを通じて運営の効率化に努めるとともに、図書館法等の制約に対する国の法令改正等の動向を見極めながら、指定管理者制度について検討を行う。」とある.
どうなりますかね(^^;).個人的には,大阪府知事が9月1日の会見で「お役所仕事」を糾弾していることを,記憶しておいた方がいいと思うな.何時までも堺市の委託反対のチラシの如き「お上意識」では,早晩「指定管理者委託」の導入は不可避だろう.
日刊スポーツ【臨時実行委で近鉄、オリックス合併承認】を受けて,読売新聞【選手会、9月土・日曜のスト決議…11日にも決行】
よし! 絶対に腰砕けになるなよ>>日本プロ野球選手会.本当はバファローズ選手会が主張する無期限ストこそ最高だったが,まあ仕方が無いか.
マーラー/交響曲第6番イ短調@ディミトリ・ミトロプーロス/ケルン放送交響楽団(IMG)
ミトロプーロスの底力が発現している録音.ただし,第1楽章は解釈に苦労している跡も聴けたりする(^^;).
3日に受講したシンポジウムで,NIIから来た講師の方は当然のことながら,NACSIS-ILLの文献複写等料金相殺サービスの利用を呼びかけていたわけですが.料金相殺サービスが始まったからなのかどうか,現在いささか看過できない動きが独立行政法人化した国立大学図書館にあることを,NIIの関係者がどれだけ把握しているのやら.
今年度から,あちこちの国立大学図書館で複写代や現物貸借代が値上がりしているんですよ.
一昨日読了した『言論統制』(佐藤卓己著/中公新書1759/中央公論新社/2004年8月初版/本体980円)に気になる記述を見つけたのでメモ.
「専門職化=部分化された仕事の従事者は,労働疎外から逃れるため自分が果たす部分的機能の存在意義を構造全体に投影しがちである.また,軍人独特の使命感は,時の政権や特定階級への奉仕を排して国家全体との一体化を志向する.そのため,専門化した職業軍人は自ら思い描く『国体』と一体化しやすく,自ら国家の救済者を任じて政治に介入しがちである」(p150)
「軍人」「職業軍人」を「図書館人」に置き換えても,充分に通用する文章ではないだろうか.特に闘士風な活動をもって任じる古参業界人ほど,この傾向は強いと見受けられる(^^;).
『図書館に訊け!』(井上真琴著/ちくま新書486/筑摩書房/2004年8月初版/本体740円)
『福沢諭吉の真実』(平山洋著/文春新書394/文芸春秋/2004年8月初版/本体720円)
『増補日本のミイラ仏』(松本昭著/臨川選書21/臨川書店/2002年9月初版/本体2000円)
『図書館に訊け!』は待望久しい,図書館プロパーによる図書館利用のノウハウ本.これまで新書で発行された類書は,いづれも図書館利用者によるそれだったので,ようやく図書館業界から他者に勧めるに足る本が出たことがウレシイ(^^;).よかった.しかも,文章が図書館業界にありがちな,前川恒雄の流れを汲む高踏派では無い,平易な日本語で執筆されているところがまたよい.
『福沢諭吉の真実』は,どちらもこれまでの歴史常識について再確認の必要を迫る好著.『言論統制』と同様ある意味,解毒剤のような内容ではある.
『増補日本のミイラ仏』を購入して,これで現在手に入れることのできる即身仏関連の書籍は1冊を残して手に入れることが出来たかな?
休日出勤.休日出勤.受験を考えている高校生向けの1日体験ツアーの2回目.2回目と悪天候が重なったためか,来館者は1回目の4分の1(-_-;).今日もまた,主管部署であるウチの国民啓蒙宣伝大臣のsumatopoppihぶりには,ほとほと呆れる.学習機能が無いのだろう(^^;).
以下,留守の間の記.
去る9月3日(金)は,国公私立大学図書館協力委員会主催のシンポジウムを受講.会場に行ったら受付に大学の後輩がいた.G.C.W.氏の顔を見て,素敵な笑顔を振り撒いてくれたのでこちらも何だかウレシクなる(^^;).シンポジウムは,国立情報学研究所(NII)から来た方の話がとにかく面白かった(^^;).が,それだけでは済まないことにも考えが及んだので,それについては別記する.
翌4日(土)はようやく連絡のついた(>_<)(^^;)長電話友達と〈愉快に誘拐〉Part14を観に行く.〈愉快に誘拐〉で楽しませてくれる二人組みの片割れ平岩佐和子さん(NHKでやってた〈もんぴ~〉の声をあてていた)がG.C.W.氏の中学の同級生(!)で,都合のつく限りこれには顔を出すようにしているというわけ.今年は〈山田さんこんにちは〉というタイトルで,山田耕筰をはじめとする日本の抒情歌をフィーチュア.山田耕筰のほとんど知られていないもうひとつの〈からたちの花〉を取り上げたり,さりげなく橋本国彦の〈お菓子と娘〉を出してみたり,相変わらず凝った内容のライヴ.でも〈砂山〉は山田耕筰版ではなく中山晋平版だった(^^;).終了後はあちこちぶらつき,上野で他の友人たちと落ち合い飲み会.いろいろ楽しいおしゃべり.いいですねえ,こーゆう時間は(^^;).終電で帰宅.
ブゾーニ/ピアノ協奏曲ハ長調作品39@ギャリック・オールソン/クリストフ・フォン・ドホナーニ/クリーヴランド管絃楽団(テラーク)
演奏時間70分を越す大作協奏曲.この録音は,いささか輝かしさが欠けているのが難.
仕事如例.悪天候で客も来ず,ひたすら目録採り.
朝日新聞【一畑電車 車両譲ります!】これはちょっとヒドイ話で,一畑電鉄から平田市が譲り受けて市立図書館脇(実は一畑が走っているすぐ隣りだったりする)に放置していた車輌が老朽化して修理する金も無いので,輸送費を負担してもらえればお譲りします,というわけだ.そーゆうことなら,最初から譲り受けるな>>平田市.
明日と明後日は上京してますので更新はお休みです.
シューマン/交響曲第2番イ長調作品61@ラファエル・クーベリック/ベルリン・フィルハーモニーカー(DG)
最近,マーラーの交響曲第7番の終楽章は,この作品の終楽章を下敷きにしているじゃないかと考えてみたり.チャイコフスキーの交響曲第2番は,シューマンのこの曲を下敷きにしているのがあからさまにわかるんだけど(^^;).
仕事如例.久し振りの好天に,洗濯物がベランダを埋め尽くす(^^;).干すのは気持ちいいけど,取り込んで畳むことを考えるとウンザリ(>_<).
勤務先のネットがお昼過ぎからトラブル.レファレンス頓挫(-_-;).
読売新聞【浅間山が噴火、大きな爆発音と広範囲の噴石】G.C.W.氏が小学1年のとき,浅間山が噴火してその火山灰は遠く栃木県小山市まで降り注いだっけ.火山灰で校庭が真っ白になった記憶がある.
大事にならなければよいが.
ホルスト/組曲〈惑星〉作品32@ヘルベルト・フォン・カラヤン/ヴィーン・フィルハーモニーカー(デッカ)
誰が揶揄したか「一流半の音楽を振らせると大指揮者」カラヤン(^^;).
カラヤンの残した録音であとあとまで残るのは,チャイコフスキーとリヒャルト・シュトラウスと新ヴィーン楽派とこれですかねえ.
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